*無法投区/田草月
〜吾が染めし緑のごとく案内せり〜
*京都発 文化芸術マガジン「ジャポニスム」=葱男
プロデューサー的な存在だった発行人が諸事情により企画を下り、その創刊が棚上げされていた
月刊「ジャポニスム」が、やっと発刊されるはこびとなりました。
体裁としてはB5版よりやや大きめの表紙カラー、全48ページで定価は500円です。
残念なことに、当初計画していた「月刊誌」は「年刊」に、発行部数も大幅に縮小されました。
企画にかかわったものとしてはちょっと寂しいですが、雑誌の内容はほぼ計画通りのおもしろい内容になったので、ほっと一息です。
これから少しづつ営業活動の内容も深めていって、少しづつ大きなものに成長できたらな、と考えています。
「ジャポニスム」の題字は私がデザインしました。「ジ」と「ポ」には金箔を貼りました、
書と金彩のコラボ文字です。
先行公開になりますが、ゲラ刷りが上がってきた「ジャポニスム」のもくじより、
主なテーマと執筆人を紹介させていただきたいと思います。
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■Gallery[画・書・俳句] 中島雅幸
カワイイ写真集
■京都チワワ『ピータン』ものがたり 沢渡昇典
クールジャパン・インタビュー ゲスト
■マンガの美学 竹宮惠子さん(マンガ家・京都精華大学学長)
■創作童話『猫のミャイミャオ』 シェリー中西(カナダ人作家)
世阿弥と対話しながら・・・
■能面師のエレガンス
最新作は『福の神(狂言面)』 中川紫翠(能面師)
京都大学在学中のウクライナ人研究生
■小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談』に導かれて・・・ ナスティア ハルチェンコ(ポーランド・ワルシャワ大学大学院生)
■日本人はどうして『日本人』になったのか 細川廣司(フリーライター)
若者から中高年まで
■当世カラオケ音楽事情 やま あきら(カラオケ評論家)
日本農業の現実
■出羽國・鳥海山から見た日本の『食べもの』 高橋けんこう(酪農家)
日本とアジアの諸問題
戦後、置き去りにされたサハリン残留コリアン
■帰還問題の一部始終 高木健一(弁護士)
グローバル化時代の若い世代に向けて
■『イズム』の黄昏・そして朝(あした)へ 三好美千代(関西学院大学 講師)
禅のキャラクター
■超人と低人
臨済と普化のものがたり 芳澤勝弘(花園大学国際禅学研究所)
アーユルヴェーダに学ぶ
■健康の道・知の道・愛の道 イナムラ・ヒロエ・シャルマ(大阪アーユルヴェーダ研究所)
笑って許して!
■都々逸ジョーク 猫屋敷 ジョワン
さし絵 竹宮惠子 中島雅幸 清水真理子 王 子白
ハリール・ジブラーン
*東武鉄道大師線から牡丹園=資料官
●牡丹園聖なる盲腸線の先
●鐘楼の脇に第三牡丹園
●初大師無人駅から人あふれ 丘ふみ游俳倶楽部24年2月No90
東武大師線の大師前駅に着くとそこには改札口はない。乗換駅の西新井駅から1.0km一駅の盲腸線であるので大師前駅の改札口は西新井駅の大師線ホームの連絡通路上に設置されており,券売機も西新井駅に設置されている。二両編成のワンマン電車が西新井駅と大師前駅の間を終日往復していて,日中はほぼ10分おきに運行されている。大師前駅から乗って西新井駅を往復するだけであれば改札口を通過することもなく,何回乗っても料金を取られることはない。西新井駅からわずか2分,大師前駅二階のホームに下車して階段を下れば西新井大師は目の前である。
2014年6月
西新井駅にある大師前駅の改札口と乗車券売り場
突き当りを右に下りると大師線ホーム
2014年6月
西新井駅を出発し盲腸線を行く大師前行二両編成
右は東武伊勢崎線の複々線
2013年4月20日
大師前駅に到着した二両編成
2階の広いホームに一番線のみ
通称西新井大師(にしあらいだいし)は真言宗豊山派の寺で詳しくは五智山遍照院總持寺(ごちさんへんじょういんそうじじ)というそうだ。西新井大師といえば牡丹の寺として有名であり,広い境内には第一牡丹園から第五牡丹園まで点在する。今年も週末に牡丹を見に西新井大師まで出かけた。電車を乗り継いで行くのも良いが,池袋から頻繁に出ている西新井駅行きの都営バスにおおよそ40分ほど揺られて行くことにした。葉桜の飛鳥山の横を通り,JR王子駅の下を抜け,荒川を渡ると足立区,最後に日暮里・舎人ライナー下をくぐると間もなく西新井大師前である。バスを降りれば境内に向かう小さな参道。まずはお参りを済ませてから,牡丹の花を愛でるのが順序。ここの牡丹園は実に見事に花を咲かせているが入園料も徴収していないのでその分お賽銭を弾んでいる。
本殿参拝を済ませてから奥の第五牡丹園からまわり始める。第四から第三,そうして一番大きな第二牡丹園へ,入口には犬が繋がれて主の戻りを待っていた。昨年は大きな鯉幟が風に吹かれていて,お堂の甍と牡丹の花と良い組合せだったけど,今年はまだ鯉幟の姿はなく,残念でした。しかしながら牡丹はまさに咲き始め,昨年に比べると全体的に勢いが感じられた。座る場所もあちこちにあり,座って見る牡丹が実に厳かで圧倒される。西新井は比較的高齢者の花見が多いと思われるが,元気な年寄りが多く,重たい一眼レフを首から下げている人も少なくない。私は楽をして一眼レフは持参せずコンパクトデジカメで撮影したけど,軽い荷物が癖になりそうで先が思いやられる。疲れたら今度は藤棚の下の固いベンチで小休止。昨年の藤房は長く溢れていて見事であったが,今年の藤房は短く棚の隙間が見えるので,今年は外れだったのだろう。
2014年4月
鐘楼横の第三牡丹園
2014年4月
牡丹園の真ん中のベンチ
2014年4月
第四牡丹園
2014年4月
第二牡丹園
2014年4月
第二牡丹園の入口
犬は立ち入り禁止
つながれて主を待つ犬
2014年4月
第二牡丹園のお年寄りたち
皆さん元気!元気!,お口も元気
牡丹のあとはさてどこに行こうかといつも考えるが,大師付近は適当な昼飯どころが見つからなかったので,上野の蕎麦屋まで出かけた。そのあとは根津まで歩き,早咲きの躑躅を眺めてきたが,神社も躑躅も人の列は半端でなかった。
【編集後記】
Mac崩壊で、やっとページアップにこぎつけました、詳細は「俳句是日々葱々」にて。
(文責 葱男)
■風信
「俳句界」6月号 雑詠・【秀逸】 (有馬朗人 選)
●船室の胸の高さに春の潮 山下水音有馬朗人
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