*無法投区/得鳥羽の月

〜思考言動習慣性格宿命運命朧也〜



*若葉萌え還暦迎ふ五月かな=喋九厘

またここを借用し、御礼申し上げます。
2月の節分豆まき、3月梅上げと毎月のようにお騒がせして参りました。
沢山の皆さまに感謝します。ありがとうございました。
特に雪絵さまには2つの行事ともお付き合い頂き、先月は梅上げレポートまでここにご紹介いただきました。御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
そして本月31日をもちまして、いよいよホントの還暦、満60歳を迎えまする!
振り返れば長い道程だったような、あっという間だったような…
まずはここまで生きて来れました事を、たくさんの皆さまとあらゆる万物に感謝しております。

若干 写真の解説、ウラ話などを…

梅上げの3枚は、テツ仲間の撮影で、フォトブックにしてプレゼントされたものの中から、ピックアップしています。
朝から夜まで続く梅上げ行事の中の一番のハイライト、
太宰府天満宮に梅を奉納するため、市内のどんかん道を約2km程、還暦を迎える同級生と練り歩く様子です。

* * *

道中の各所で振舞い酒をいただきながら、沿道の皆さまに還暦祝いの紅白の餅を配りながら歩きます。
この時の紅白餅は一人当たり総計8キログラム!

途中4か所で餅の補給をしながら練り歩くのですが、
この日だけはたくさんの梅見参拝客で賑わう参道の一番の主役になれるので、皆、楽しそうでした。
梅上げは数え61になる男女の厄払いと還暦を祝う行事です。
現在、辰年巳年ならどなたでも、多くの同級生に広く参加を呼び掛けていますが、
太宰府小学校の卒業生を中心に100年以上にわたり継続されて来た還暦行事です。
太宰府小卒業生の1割以上となる19名の物故者に黙祷を捧げ、
それでも卒業生の半分以上が参加、遠く関東や関西からも駆けつけてくれ、48年振りの同窓会の側面もあります。
この行事は市や天満宮からの補助もなく、すべての費用を参加者で負担するのも特徴です。 初穂料、餅代一人6700円に樽酒代、昼食弁当代、夜の直会代、牛車やお囃子隊の弁当代に御礼までと一切合切です。
手拭い、のぼり、しゃもじ代に法被クリーニング代…
あの梅の木は48000円
警察署への道路占有許可願いの申請費用が2400円とか、道中の交通整理で交通安全協会員(警察OBですね!)5名の日当が25000円とか…
これらすべての費用を一人3万円の会費でまかないました…
一日の経費として高い?安い?(実は前までは5万円会費!今回は世話役の各自の持ち出しがたくさんあった模様です)

4月27日のNHKぐるっと8県 九州沖縄および増刊号も、お騒がせ致しました…
迎えのタクシーが自宅に到着したのが、6時30分!
8時から11時過ぎまで、増刊号の視聴者投票で放送パターンが4通りあったので、3時間以上のリハーサル。
生放送スタジオの着席は両方で40分程度…
特に午後はちょっと眠くなってましたが、まっ、今回は意味不明の言葉も少なく、まずまずだった?

* * *
映像資料提供:雪絵 写真提供:資料官

最初の話では写真提供だけで、出演OK後も私はほとんど喋らなくて良い約束でしたが… 最初の担当ディレクターが病で緊急入院しまして…未だに今回の特集と私の写真がどう関連したのか、分かってませんが。
テツ(鉄道ファンの事です)だと言う福岡放送局長もスタジオに顔を見せ、放送時間以外は盛り上がり、出演者で初めての記念撮影をしました。

*

ここに掲載しておいて何ですが、肖像権も有り、お取り扱いよろしくお願い申し上げます。
最後の一枚は何度も登場ですが、久大本線6時45分、朝もやの由布岳に見送られ、由布院駅を出発し大分へと向かう蒸気機関車列車です。
放送を見た人たちから一番評判の良かった写真です。
撮影は昭和44年5月4日、筑高2年のゴールデンウィークでした…

*

5月、最後の50歳代…私的さよなら一人旅を敢行致しましょう!さて、さて、いかがな道中に?                      


*いきいきと還暦の日よ桜鉄=資料官

●駅ごとに桜吹雪のローカル線
●飛花落花そっとかほ出すディーゼルカー
●三輌の歌声列車山笑ふ
●ホームより長き汽車来て山笑ふ

気分的に自粛した昨年の反動だろうか,今年は精力的に花見に繰り出し,特に鉄のある桜を追いかけた。
鉄と桜,定番の外堀と中央線や飛鳥山と寝台特急にはむろん出没し,今年は鉄仲間と房総半島の小湊鉄道まで出かけてしまった。内房線五井から上総中野までの小湊鉄道,上総中野から外房線大原までのいすみ鉄道の春は菜の花や桜が咲き乱れ,一度は出かけて見たいと思っていた。3月に九州からの鉄仲間上京をきっかけに4人で菜の花と梅のいすみ鉄道に出かけ,その帰りに小湊鉄道を乗り継いで帰った。この時に次回は桜に季節に小湊鉄道の撮影に行こうと約束していた。4月,開花情報をウォッチしていたTさんから今年は15日が良かろうという連絡があり,ついに実行することができたのである。
前日の土曜日は悪天候であったがその雨もあがり,15日日曜日はまずまずの撮影日和となった。参加者は鉄道少年探偵団の首都圏支部の3名,これまでたびたびこの無法投区にも登場している山梨のSさんと東京のTさん。Sさんは東京のTさん宅に前泊し新宿駅7:19の特急新宿わかしおに全員集合。内房線の五井に着く頃には晴れ間も見えてきた。五井駅前からのレンタカーの運転は日頃から慣れているSさん,鉄ナビは何度か撮影に来ているTさん,何もできない私は後部座席でリラックスしていた。

*

2012年4月
小湊鉄道 上総川間駅付近
水田に姿を映し走る3輌の歌声列車

この日,朝8時半頃から夕方17時半頃までおおよそ9時間近く小湊鉄道の13本の列車を14回撮影(1回は車で追いついた)できた。小湊鉄道は前線39kmの非電化のローカル私鉄,飾り気のないディーゼルカーが1輌から4両編成で走っている。五井から途中の上総牛久までは比較的本数も多いが,沿線の宅地開発も進み撮影するにはやや物足りない。その先の上総中野までの区間は列車の本数が少なくなるが,駅ごとに立派な桜があり沿線の菜の花も多く,今回はこの区間を中心に撮影した。沿線にはかなりの人が出ており,特に駅付近には鉄に加え花見客などであふれていたが,撮影する場所はいたるところにあるのでさほど気にはならなかった。桜の盛りは少し過ぎていたものの,風が吹けば花吹雪となり結構楽しむことができた。列車を待っていると田んぼの蛙や山の鶯の声が聞こえ退屈はしない。
列車が近づくと遠くでタイフォンがこだまし,やがて近くの警報機が鳴り出す。やがて森の影からヘッドライトを灯した列車がゆうくり姿を現し,短いホームに停車する。ほぼ一日のどかな昭和の田舎の風景にひたりながらのんびり列車を追いかけることがきた。

*1 *

1:2012年4月
小湊鉄道 上総大久保駅
トトロの姿が見える桜が満開の小さな駅

2:2012年4月 小湊鉄道 上総大久保駅を出発した五井行きのディーゼルカー

*3 *

3:2012年4月
小湊鉄道 上総大久保−養老渓谷間
一面の菜の花畑の中を走る

4:2012年4月
小湊鉄道 月崎駅
列車到着直前には花吹雪

*5 *

5:2012年4月
小湊鉄道 飯給(いたぶ)駅

6:2012年4月
小湊鉄道 里見−飯給間
菜の花のSカーブを4輌の歌声列車がやって来た

*

2012年4月
小湊鉄道 里見駅
到着したディーゼルカーを撮影中のSさん
まだ桜が満開

久し振りに充実した撮影会となり,五井では無事レンタカーを返還し,3人それぞれ満足して君津発東京行きの快速に乗り込んだ。新宿ではSさんの中央線特急あずさの時間まで喉を潤し,それぞれのデジタルカメラで撮影成果を披露した。ほぼ同じ場所で撮影したはずだが写真は三人三様,それぞれの写真を見比べると確かに面白く色々参考になる。また次回の撮影会が楽しみである。
詳しくは同行したSさんのブログをご覧ください

●いきいきと還暦の日よ桜鉄
●八重桜老人倶楽部の撮影会
●鬼もびつくり来年のさくら狩


かごんま日記:“RAIN ON THE GREEN GRASS” = スライトリ・マッド

2012年4月9日(月)
*先生は牛の往診草青む

Rain on the green grass,
And rain on the sea,
Rain on the house-tops,
But not on me!

犬の話。シェパード犬を飼い始めて1年と3ヶ月になる。今年の冬の2月ごろから散歩中、後ろ足の肉球を傷め、後ろ足を引きずって歩いたりが続いていた。痛いためか、草地にくると、すぐ座ってごろんだ。おかしいなと思って、行きつけの動物病院に連れて行くと、イケメンの院長曰く、痛がるときは無理に歩かせず、様子を見るようにと。大型犬のため、運動しないとストレスがたまりやすく・・。少し長く歩くと歩き方が変になるので、先月、再度、病院に。担当変わって若い女の先生。レントゲンを撮られ、「股関節形成不全症」との診断を下される。女先生から、いろいろ恐ろしいことを言われる。東京で人工関節の手術をすれば・・費用がかかるが・・。まったく晴天の霹靂。今までのように走ったりできなくなるのかと思うと、暗い気持ちになった。毎週日曜の午後、犬好きが集まって、家から徒歩10分くらいの空き地で犬の学校をやっている。参加して1年くらい。人やよその犬や猫に襲いかかったり吠えたりしないよう最低限のしつけや訓練をさせるのが目的。他の犬たちとの触れ合いの場でもある。練習が終わって、一斉にリードを外し、思い切り走らせるのが壮観。土や草地は足に負担が少ないのだろう。皆から「さくらは、どこが股関節形成不全なの?」と言われるほど、どの犬より速く走る。鋭角の壁のぼりも、障害走も楽に飛び越える。犬仲間から、「うちの犬もやったことがあるが治してもらった、良心的な獣医さんがいるから、セカンドオピニオンを聞いたらどう?!」とアドバイスをもらったのが昨日の話。
今日、鹿児島空港の先にある、ながやま動物病院へ行った。これまでの小じゃれたペットクリニックと違って地味。電話して行ってみると、先生は往診に出かけたとのこと。「犬の往診ですか?」と聞くと、「牛です」と。先生は産業医でもあるのだ。鹿児島は黒牛、黒豚の産地。待合室が土間になっていて、さくらは気持ちよさそうに寝そべっていた。しばらくして先生が戻る。國村隼似のいかつい顔。話すとやさしいが・・。さくらを触診する。「右側の関節のはまり具合が、確かによくないみたいですね」と言い当てられた。「股関節形成不全っぽいのは間違ってないでしょう。改良を重ねて繁殖させている純粋種の大型犬種には多く見られるんですよね。でもまだ骨が出来上がるまで時間があるので、気をつければ手術なしで大丈夫だと思いますよ。太らせるのは足に負担がかかるので禁物!」等々。1本注射を打ってもらった。それ以来、足を引きずらなくなってしまった。一体あれは何だったのだろう?乾燥と寒さと悪条件も重なっていたのか?肉球の怪我が痛かっただけなのか?いまだに謎。エサやおやつを減らし、散歩の行程に走らすのも入れて体重2キロ減。何はともあれ、元気が一番。さくらのおかげで私まで雨の日も風の日も散歩をすることに。大体毎日12000歩以上歩く。

*“RAIN ON THE GREEN GRASS” Anonymous ( Mother Goose )より引用


【編集後記】

「春愁ひ」という季語があるが、私にとって、それはどうやら語感の持つたおやかで匂やかな大人の憂愁というものではないようだ。
この10年ぐらい、過去のバイオリズムを見直してみると、ほとんど毎年のようにこの時期(3〜5月)に精神的バランスを大きく崩している。 一年のうちでも一番爽やかで、清清しくて、新鮮で、ものみなが「いざよひ」の美しい「さみどり」に萌えているというのに、不思議なものである。
「木の芽時」という季語もある。

『「木の芽時」とは樹木に新芽が出る早春の時季を指し、山菜摘みや、お花見など、自然とのふれあいが楽しい頃ですが、心や身体の不調を感じやすい頃でもあるようです。手足が冷える、肩がこる、体がだるい、頭が痛い、何もする気がしない、など、体調不良を感じることはありませんか?
もし、あなたが感じる症状の種類や強さが一定ではなく、日によって異なるようなら、いわゆる「不定愁訴」かもしれません。
不定愁訴の原因にはさまざまなものが考えられていますが、主に、ホルモンバランスと深い関わりのある自律神経が乱れるためといわれています。
春は、気温が安定せず、初夏を思わせるような暖かい日があったかと思うと、翌日は花冷えで気温がぐっと下がったりと、気温差が激しくなる傾向にあります。このような気温差は身体にとってのストレスになります。また、就職、転勤、引越し、など、仕事や人間関係の変化が精神的なストレスとなることもあります。身体的ストレスに日常生活で感じる精神的ストレスが加わることで、体の司令塔の役割を果たしている自律神経の乱れを引き起こします。
ビタミンEは、ホルモン分泌器官の細胞膜に多く含まれており、細胞膜の酸化を防いで安定させることでホルモン分泌のバランスを整えています。
これがビタミンEのホルモン分泌調整作用といわれるもので、ホルモンバランスの乱れによる不定愁訴を軽減します。』

みなさんは大丈夫ですか? 「JUVELA.NET」よりの引用でした。

 (文責 葱男)


■消息

  砂太
●淑気かな日の出へ飛べる一番機  白川砂太
『俳句界』5月号/「俳句ボクシング」【ベスト8】(岸マチ子 選)

●女子寮の鉄の門扉や松飾  白川砂太
『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(泉田秋硯、大串 章、辻 桃子  選)
●何もせぬ男に冬の唐辛子  白川砂太
『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(廣瀬直人 選)


水音
●雪おろし犀の角ほど孤独なり  山下水音
『俳句界』5月号/「俳句ボクシング」【リングサイド】(坊城俊樹 選)
●湯の花を一寸足したる寒の入  山下水音
  『俳句界』5月号/「兼題/足」【佳作】(佐藤麻績 選)
●金色の百万石の垂氷かな    山下水音
  『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(有馬朗人 選)
●だし昆布の鍋に横たひ日脚伸ぶ 山下水音
『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(池田澄子、角川春樹 選)

葱男
●豆六十食うて知足の春があり  中島葱男
『俳句界』5月号/「兼題/足」【佳作】(名和未知男 選)
●下萌やこどものやうな陽のやうな  中島葱男
『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(大串 章 選)
●留守電のほろ酔ひ加減女正月  中島葱男
『俳句界』5月号/「雑詠」【佳作】(奈良文夫 選)



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