2016年*4・9 鎌倉ミニ吟行句会
 




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左:長谷寺から三浦半島方面をながめる。 右:江ノ島へはゆっくりと歩いて渡ります。



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左:「長谷寺の前で」(ぼくるさんが撮影) 右:名画資料館の横に建つ、「旧・和辻哲郎邸」、川喜多夫婦は、ここに多くの著名な映画人を招いて、交流を深めた。



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左:今回の「ミニ句会」で最高得点を獲得した裕さんには、金子先生から自筆の短冊を贈られました。 右:句会の後は、魚と日本酒がめちゃ美味い、知る人ぞ知る大船の「観音食堂」で打ち上げです。

今回は私の希望で、まだ一度も訪れたことのない鎌倉を観光することが目的の旅でしたが、地元のラスカルさんとぼくるさんと裕さんが加わり、次の日にサザンの会に出席する茶輪子さんまで合流して、思わぬミニ吟行句会になりました。

これも「丘ふみクラブ」の不思議なご縁でした。



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4月9日(土)鎌倉吟行句会の結果発表〜!


 吟行句4句・席題「花過ぎ」1句・計5句出し

1、鳶が舞ひ花びらが舞ひ春の島 ぼくる(○裕)

2、花曇江の電ごとろごとり行き 裕(○茶)

3、味噌汁に潮の香りや夏近し ラスカル(○裕)

4、花過ぎのサザンエイティグラフィティー 葱男(○ぼ・○ラ)

5、歌も歩も長谷のひかりや春ぬくし 茶輪子(○葱)

6、うぐひすの庭師の背中上手かな 茶輪子

7、江の電の沿線春のサラダバー 葱男(○茶・○ラ)

8、散る桜空を横切るモノレール 裕(◎ラ・○ぼ)

9、花過ぎややうやく終へし大仕事 ラスカル(○茶)

10、次次と花びらを受け蝌蚪の池 ぼくる

11、江の電の軒先かすめ花吹雪 裕

12、逃水や高校前の波乗り浜 葱男

13、缶チューハイ江の電に乗る花の過ぎ 茶輪子(○ぼ)

14、男五人だけ花過ぎのカラオケ屋 ぼくる(○葱・○ラ・○裕)

15、長谷寺の提灯真つ赤春暑し ラスカル

16、弁天の洞窟は春水の琴 葱男(◎ぼ)

17、摩尼車ひいやりとして春の長谷 茶輪子

18、観音の後光の厚し桜南風 ラスカル(○裕)

19、日本という惑星の生しらす 裕(◎葱・◎茶)

20、江ノ島やおいでおいでと春の鳶 ぼくる(○ラ)

21、くわんのんにヒゲの生えたり花の昼 ぼくる

22、花過ぎてしらす丼食う老夫婦 裕(○茶・○ぼ)

23、由比ヶ浜帆は羽となる春日かな 茶輪子(◎裕・○葱)

24、満開の桜の下に淡き翳 ラスカル(○葱)

25、デコルテの白くたおやか巣立鳥 葱男





*2015〜2016 雪・雪・雪*2016・写真俳句大賞*冬のはじまりの手しごと市*地面下句会*平成二十六年俳諧国之概略*杉山久子・「春の柩」*大森健司・「あるべきものが、、、」*利普苑るな・第一句集「舵」*「筥崎宮・蚤の市」吟行句会*楠木しんいち「まほろば」*銀座吟行句会*Subikiawa食器店*ジャポニスム*金髪の烏の歌*Mac崩壊の一部始終*香田なをさんの俳句*能古島吟行句会*Calling you*白鴨忌*葬送*風悟さんの絶筆*小田玲子・「表の木」*初昔・追悼句*大濠公園/吟行・句会/2012,11,11金子敦「乗船券」丘ふみ俳句:丘ふみ俳句:韜晦精神派(久郎兎篇)丘ふみ俳句:協調精神派(前鰤篇)丘ふみ俳句:行楽精神派(メゴチ篇)丘ふみ俳句:ユ−モア精神派(喋九厘篇)丘ふみ俳句:俳精神派(五六二三斎篇)丘ふみ俳句:俳精神派(香久夜・資料官篇)丘ふみ俳句:俳精神派(水音篇)丘ふみ俳句:詩精神派(秋波・雪絵篇)丘ふみ俳句:工芸精神派(君不去・夏海)丘ふみ俳句:実験精神派(白髪鴨・ひら百合・入鈴・スマ篇)丘ふみ俳句:砂太篇俳句とエチカ現代カタカナ俳句大震災を詠む「遊戯の家」金原まさ子さらば八月のうた「ハミング」月野ぽぽな「花心」畑 洋子1Q84〜1X84「アングル」小久保佳世子ラスカルさんのメルヘン俳句「神楽岡」徳永真弓「瞬く」森賀まり『1Q84』にまつわる出来事「街」と今井聖「夜の雲」浅井慎平澄子/晶子論「雪月」満田春日 「現代俳句の海図」を読む:正木ゆう子篇 櫂未知子篇田中裕明篇片山由美子篇「伊月集」夏井いつき「あちこち草紙」土肥あき子「冬の智慧」齋藤愼爾「命の一句」石寒太「粛祭返歌」柿本多映「身世打鈴」カン・キドンソネット:葱男俳句の幻想丘ふみ倶楽部/お誕生日句と花