丘ふみ游俳倶楽部*第173号
*今月の連衆
●紅椿(べにつばき)/赤嶺佳美/大分
●まさこ/秋山雅子/平塚
●ぶせふ/足立光隆/恵那 (選句のみ)
●秀子(ひでこ)/池谷秀子/神戸
●入鈴(いりりん)/入江葉子/印西
●スライトリ・マッド/遠藤英子/霧島
●ラスカル/金子敦/横浜
●しゃが/唐木和美/横浜
●久郎兎(くろううさぎ)/久木田順一/池田
●雪絵(ゆきえ)/久保田幸江/室見川
●喋九厘(しゃべくりん)/栗原隆司/太宰府
●子白(しはく)/幸野谷昌人/浄土寺
●淳一(じゅんいち)/佐野淳一/小倉 (投句のみ)
●清一(せいいち)/清水憲一/京都
●砂太(すなた)/白川昌弘/老司
●虹魚(にじうお)/土屋竜一/佐久
●玻璃(はり)/徳重英子/岡山 (お休み)
●資料官(しりょうかん)/中楯潔/石神井
●修一(しゅういち)/那須修一/茨木
●茶輪子(ちゃりんこ)/二宮敦/知多
●メゴチ/浜田浩/西東京
●五六二三斎(ごろにゃんさい)/原孝之/大橋
●やんま/藤嶋 務/柏
●裕(ゆう)/藤田裕哉/横浜
●ぼくる/松田良明/藤沢
●白馬(はくば)/水上晃史/流山 (投句のみ)
●香久夜(かぐや)/宮地朝子/堺
●十五(じゅうご)/村場悦郎/小田原
●秋波(しゅうは)/森礼子/武庫之荘
●十志夫(としお)/矢作利夫/東京
●水音(みずね)/山下良子/金沢
●企画・編集=葱男(ねぎお)/中島雅幸/西陣
A部門入選作発表*
B部門入選作発表*
写真俳句
*砂太先生の極太俳句日記
記
昨日一人で宰府へ吟行。
たいした句は出来なかったのですが、あそこはもう日本でない。
外国語が飛び交ふ知らない国だったよ。
梅一輪丘十三回生の献木に
紅梅句碑素直な老女美しく
砂太拝
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【白川砂太 選】
A部門
◎あんぱんの中の空洞初日記=まさこ
○若き日に吐(つ)きしかの嘘軒氷柱=十五
○障害児作品展や春近し=ぼくる
△老人は眠れぬ鮫がよぎるから=秀子
△待春や擂粉木こんなにもちびて=秀子
△屋上の空底抜けて深雪晴=秀子
B部門
◎墨とびに生れし星座や筆始=葱男
○しんにようのはらひはみだす筆始=十志夫
○沙保里の春あまたの金に銀一つ=香久夜
△書初や愉快に書けば愉快な字=水音
△染め帯の金泥うすれ夕霧忌=葱男
△一の字を書いて腕組み筆始め=やんま
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*葱ちゃんの「俳句日々是葱々」=
2018年度・俳句大賞
★ 句文集・セレネッラ /back number
★『丘ふみ游俳倶楽部50号発刊・記念句集』
★『丘ふみ游俳倶楽部100号発刊・記念句集』
★『丘ふみ游俳倶楽部150号発刊・記念句集』
★『セレネッラ・創刊号〜16号』
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■今月(2019年2月)のお題について
A部門:自由詠(当季雑詠、一人3句以内)。今月の当季はおよそ「早春」「三春」にあたる期間です。自由にその季節を詠んでください。
B部門:兼題詠(兼題を詠み込んでひとり3句以内)
今月の兼題季語は『亀鳴く.』=しゃがさんの出題です
兼題漢字は『立』=秋波さんの出題です
C部門:写真俳句=一葉の写真と一句のコラボレーションで表現する新しい視覚文学です。新しい手法を駆使してで自由な表現世界を創造してください。
■100号宣言
「丘ふみ游俳倶楽部」は、100号発刊を機に、新しく生まれ変わりました。
「丘ふみ游俳倶楽部」には「有季、定型、旧仮名遣い」といった規制はありません。自由で最も未来的なネット上の俳句クラブを目指しています。俳句および短詩型の文学表現に興味ある方ならどなたでも参加できます。
■会則
1:「丘ふみ游俳倶楽部」は会員制とし、正会員は会の運営費として年会費ひとり1000円を負担する。(毎年の年度末から年始にかけて、正月休暇の期間中に指定の口座に振り込んでください。)
2:新しく入会したものはその年の年末に正会員となるか否かを判断するものとし、その間は「モラトリアム会員」として会費を免除される。
3:会員数はその上限を33名とする。新会員の入部は会員の推薦によるものとする。
(※ただし特別な事情があると判断された場合、編集長・部長の責任において例外的処遇で新しい部員をむかえることができる。)
4:めでたく「喜寿」を迎えた会員はその会費を免除する。