● 早朝の6時にパレルモ港に着く。 ここがかの、シチリアンマフィアの島である。 でも残念(?)な事に、私達のような一介の旅人の前に彼等が姿を現わすような事はない。 無骨で優しいシシリアン達が、東洋から来た中年夫婦を相手してくれる。 グラッチェ・ミッレ!と元気よく御挨拶。 |
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● その後もどこにでも見かけた藤色の花、ジャガランダ。まるで日本の桜のように春の光のなかで一層目に眩しい。 もしイタリアをテーマにしたキモノを作れと言われたら、きっとこの花を題材にするだろうな。 | |
● 或る日のパレルモのリストランテの定食。 これだけじゃありません。驚くよう〜! 食い放題のパンから始まって、前菜はオリーブ、ハム、ポテトサラダ、ナスの煮付け、ブルスケッタ。 パスタはスパゲティーとラビオリの二種類。肉料理は、ステーキ、ソーセージ。ハム。 デザートにケーキと食後のアロマ酒がついて、もちろん赤ワインのこびんが一本。 しめて10ユーロ、1380円でございます。 |