● カターニアから18km。エトナ山の裾野に、私達がお世話になったアグリツーリズモ「アルカーラ」がある。 憧れの一軒家のコテージに泊まる。 入り口から母屋の玄関まで300mも糸杉の小道が続き、周りには一面のオレンジ畑。 今日から3日間、このホテルのオーナーでもある、アンナさんの手料理を満喫することになる。 これがほんと、素晴しかった!食材も肉、魚以外ワインもチーズも勿論自家製。旦那様はカタ−ニア大学で農業学の教授というインテリ一家の献立は油をおさえて野菜たっぷりのヘルシーでマーベラスな逸品でした。 |
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● "ポッキオ"というのがこの犬の名前である。アンナさんの息子、マーリオ君の話ではたしかに"
ポッキオ"にはそれなりの意味があったのだが、いまでは"ポッキオ"=アホ犬、としか思えない。 まだ7カ月の子犬なので仕方がないのかもしれないが、つくづくアホである。まったく警戒心というものがない。 こういう農場では必ず番犬として大型犬を飼っているものだが、こいつが番犬になれるはずはないのである。旦那様には教育者としての大きな試練が待ち受けているのである。 | |
● 2階のバルコニーから眺めるカターニアの夕陽。 どうしてこんなに夕陽が好きなんだろうと自分でも思う。いつの時代にも夕陽はあった。 いつの時代にも"サザン・オールスターズ"があったように。 |