Firenze

●『PERUGIA』
 フィレンツエ ● 花の都"フィレンツエ"。
メディチ家の商人達が芸術家と職人を育て、彼等がそれまで支配者層の権威によって抑圧されていた庶民の人間性を復興させた。
眼下にはアルノ川にかかる宝石店の橋、ポンテ・ヴエッキオや、その向こうにはドウオーモも見える。
● 街角の人形店のショーウィンドウ。 フィレンツエのお店はなんのお店でも、どんな趣味の商品を置いているのかが一目瞭然で分かる。
例えばブティックなら、その店のすべての服がスカーレットとマリンブルーのアンサンブルなんて、とんでもないところだってちゃんと経営が成り立っている。
個性的であり自由であり挑戦的である。と言う事は、購買者、消費者がそうであるということです。
職人の私としては非常に羨ましいお客さんであります。
 人形店
 ポンテ・ヴエッキオ ● イタリアの新婚カップルは自分達の幸せを町中の人達に振りまく習慣があるらしい。
橋の上などで情熱的にキスしている高校生カップルをよく見かけたが、あれも「カンターレ・マンジャーレ・アモーレ」という理念を 周りの人々に伝えようとしているのかもしれない。