● 討ち入りのゴホンといへば紀伊国屋=二六斎 二六斎のボキャブラリーの総体を、一体どんな人間の頭脳なら想像しきれるのだろうか? 誰も踏み入った事のない地平に、孤高の文学者はひとりで敢然と歩き出す。 「月下村!上がってこれるものならここまで上がってこ〜い!」彼はきっと、そう私に叫んでいるのだろう。 |
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●遠のきつ ふと二胡に問ふ月の音(回文)=風悟 「めじろ遊俳クラブ」のお歴々 鉄馬、宵越、風悟、満丸、目白鳥、ぽんた、茉莉花、風央子、かすみ。 日本で三人しかいない女性の真打ち落語家さんなど、まだお会いできていない才能の歌人達もたくさん。 | |
●そして最後にひかえしがわたくし「月下村」と『斎』を剥奪されて少し元気がない「五六二三」。 宗匠曰く、二三もいらないんじゃないの?「ゴロツキ」でいいじゃない! ははあ、俳界の厳しさ、胆に命じました。どうもありがとうございました。 |