俳句とは、詠み終えてはまた発情する文学的動物である人間の、血のめぐりそのものなのだと思います。 血が体中をめぐり続ける限り、私達は何回も何回も、みずからの美しさを取り戻すべく、再び言葉を収斂させていくのではないでしょうか。 「丘ふみ游俳倶楽部」50 号発刊記念句集 |
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『繋ぎ船』:松永晃芳著【(株)文學の森】 葦原の入江に深く繋ぎ船 松永晃芳さんは佐賀県のいくつかの農業高校に実習担当の教師として奉職され、平成16年に定年退職されました。 繋ぎ船 |
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『神楽岡』:徳永真弓著【ふらんす堂】 自分に辿り着きたいと希求しながら日々を送る豊かさ。そんな彼女と出会い、句座を共にできることに感謝したい。真弓さんはさらに遠くへゆくのである。(跋 森賀まり) 神楽岡 |
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『大手門』:山本かね著【(株)文學の森】 あかねさんは句座が好き、吟行が好き、席題が好き。 つまり俳句大好き人。(跋 原田 暹 ) 大手門 |
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『抱卵』:甲斐よしあき著【(株)文學の森】 よしあき先生の指導を受けた生徒達は作文のおもしろさを知り、ひいては俳句実作のおもしろさを知り、卒業後も頻繁に集まっては句会に励む子も多い。(跋 原田 暹 ) 抱卵 |
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【椿アンナ・第2回個展】 椿さんは「平成の女浮世絵師」の異名をとり、フジテレビの音楽フェスティバルのポスター等、現代社会の風俗を描いて、若者達に圧倒的な支持を受けています。 アンナさんとは「椿も乃」というきものブランドのお仕事でも御一緒させて頂いていますが、今回は展覧会の題字と落款『椿展・2』のデザインを担当しました。 椿アンナ |